もはやインターネッツのどこから情報を得てるかで、世界への認識が全然ちがうよな。
わたしは一応、報道で確認できていないことは「裏がとれてない」って注釈いれて話すようにしているのだけど、気にしない人たちは普段の会話とかでも、(おそらく)ツイッターのどこの馬の骨ともわからぬアカウントが書いた真偽不明の情報を「○○って○○らしいですよー」とか言ってくる。わたしはその情報の出所がわからないので、はっきりと否定できず「聞いたことないですねー」とはぐらかすくらいのことしかできない。
本人が意図してるかどうかは別にしてこういうのって典型的な修正主義者のやり方で、デマでもなんでも言い切ってしまえば検証するコストは相手に負わすことができる。真偽不明であろうがなかろうが多くの人に共有された情報は幽霊のようなに事実として扱われるので、そういう情報を共有してる人と真偽の判断を保留してる人ではもはや世界の認識に差がありすぎる。
マルチバース理論では異なる宇宙同士の衝突が起こるかどうかが議論されているみたいなのだけど、こと人間の認識に関して言えば、すでにそうなっているよなと思うなどする。